研究課題
若手研究(B)
本研究では、小地域別集計の代表点、基本単位区別集計の代表点、建物点データから作成した居住点のデータを用いて、地域施設への道路距離に生じる差異を回帰分析を通じて検証した。秋田県を対象とした分析の結果、小地域集計からの距離が1km以上であれば基本単位区別集計からの距離を推定できるが、住宅点からの道路距離で分析した場合、小地域集計での距離は4km以上、基本単位区別集計からの距離でも2km以上の値を示さない限り、真の距離と近いと思われる住宅点からの距離の推定は困難である、という結論を得た。
都市計画、都市解析