研究課題/領域番号 |
25820305
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研究種目 |
若手研究(B)
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研究機関 | 東京都市大学 |
研究代表者 |
末繁 雄一 東京都市大学, その他部局等, 講師 (40386785)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 市街地形成史 / まちづくり / 土地利用計画 / 集客 / 街ブランド |
研究概要 |
平成25年度は2か年の研究計画の初年度であった。計画では、1.市史やヒアリング調査などに基づく市街地形成史の解明、2.土地利用現況図や住宅地図に基づく市街地の空間形態の変遷家庭の解明、3.ヒアリング調査などに基づくまちづくり主体の街づくりとの関わりの歴史的経緯の解明、4.タウン誌などに基づく街のブランドイメージや来街者属性の変遷の解明の4つの作業を挙げているが、平成25年度はこの4つの調査項目のうち、調査項目1、3、4について実施した。 具体的には対象地区である東京都目黒区自由が丘地区と東京都渋谷区代官山地区のうち、自由が丘地区については同地区のまちづくり会社の関係者にヒアリングを実施し、調査項目1と調査項目3について明らかにすることができた。調査項目4のタウン誌に基づく街ブランド調査は、自由が丘地区と代官山地区の両地区について実施した。過去にも遡って調査を行うことで、メディアが取り上げることにより形成される街のブランドイメージの変遷を明らかにすることができた。 調査項目1、3について、代官山地区ではまだヒアリングを実施していないので平成26年度に実施予定である。調査項目2については平成25年度は調査の基盤であるベースマップの構築を行った。平成26年度にこのベースマップに基づき、土地利用の変遷を調査する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究計画書では、平成25年度に土地利用現況図や住宅地図に基づく市街地の空間形態の変遷過程の解明に着手する予定であったが、ベースマップの制作に予想以上の時間を要してしまい、着手できなかった。これが区分(3)とした理由である。 しかし、その代わりに平成26年度から着手予定であった、タウン誌などに基づく街のブランドイメージや来街者の変遷の解明に先行着手して、成果を上げることができた。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、未着手の土地利用現況図や住宅地図に基づく市街地の空間形態の変遷過程の解明に着手するとともに、まちづくり主体に対するヒアリング調査は現在自由が丘地区しか実施していないので、代官山地区においても実施することで、研究計画書に則った作業をすべて実施するとともに成果につなげたい。
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次年度の研究費の使用計画 |
研究の遂行が当初の計画よりやや遅れている為、予定していた解析用ソフトウェアの購入を平成25年度内に行わなかったこと、同様の理由で分析のための研究補助者への謝金が年度内に執行できなかったことが理由である。 研究計画調書に記載されている平成26年度の使用計画に加えて、平成25年度に執行できなかった解析用ソフトウェア、およびデータ分析のための研究補助者への謝金が必要になる。
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