研究課題
若手研究(B)
本研究の目的はGPGPUをPhase-field法に適用することで、計算速度の高度化をはかりワークステーション一台の計算可能範囲を広げることにある。二年度にわたり、希薄溶液計算だけでなく、実用合金に多くみられる正則溶体近似が必要な系でのGPUコードの開発を行った。希薄溶液で数倍程度しか実行速度の向上が見られなかったものの、正則溶体合金では20倍程度の速度向上を達成することができた。
材料ミクロ組織シミュレーション