研究課題
若手研究(B)
分子線エピタキシー法により、岩塩型構造の窒化スカンジウム(ScN)薄膜をバッファ層として導入し、閃亜鉛鉱型窒化ガリウム(GaN)の合成を目的とした研究を実施した。成長用基板の探索、合成条件と結晶性・電気特性の関係を調査し、ScNの物性を明らかにするとともに、配向の異なる3種類のScN薄膜を成長させることに成功した。(100)配向、(110)配向、(111)配向したScN単結晶薄膜をバッファ層としてGaN薄膜を成長させ、成長相・配向性の合成条件依存性について調査した。
結晶成長