研究課題
若手研究(B)
濡れ、乳化など物質間の界面で起こる界面現象は、素材製造などの高温プロセスの支配因子であり、現象理解のため界面張力値の獲得に多大な努力が注がれている。本研究は、発案した液相中に浮遊する液滴の輪郭形状から液-液間の界面張力を測定する方法を液体金属-溶融塩間の高温系の界面張力の測定に展開することを目的とした。液体Pb/塩化物溶融塩、液体Pb/炭酸化物溶融塩系の界面張力の測定に成功し、発案した手法が高温系融体においても適用できることが明確となった。
高温融体物性