研究課題
若手研究(B)
まず本研究では,圧縮性流体の計算手法の一つであるSLAU2(Kitamura-Shima, 2013)について,高速流れ(極超音速流れ)において問題となる「衝撃波異常解」の抑制や,空力加熱の予測精度の向上を試みた.その結果,より強力な制限関数(つまり,衝撃波において空間精度をなるべく下げる)を併用する事でこれらの問題の改善が見られた.またSLAU2は,低速から高速の幅広い速度域を有する混相流においても,「二流体モデル」と呼ばれる手法により問題なく適用できる事が示された.
航空宇宙工学,流体力学,CFD(数値流体力学)