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2014 年度 研究成果報告書

船舶用防食塗膜の吸水及びインピーダンスモニタリングによる塗膜劣化機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25820427
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 船舶海洋工学
研究機関独立行政法人海上技術安全研究所

研究代表者

林原 仁志  独立行政法人海上技術安全研究所, その他部局等, 研究員 (20511588)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード防食塗装 / 塗装劣化 / 電気化学インピーダンス法 / バラストタンク / 塗膜下腐食
研究成果の概要

バラストタンク塗装系のEIS特性について検討した結果、その抵抗値は大きな温度依存性を持ち、水で飽和した塗膜では40℃以上でインピーダンスに抵抗性挙動が現れることが分かった。これにより塗装系を加熱して計測することで、腐食発生以前から塗装系の抵抗の評価を行うことが出来る。
塗装系を温度サイクルによる促進環境中において試験した結果、容量値は増加し、抵抗値は高温域で計測されその値は減少した。試験後の塗膜にフクレが発生し、塗膜下腐食の発生が見られた。塗膜の変化から考察すると、EISの変化は塗膜への水の浸入が発生したことに対応すると考えられる。

自由記述の分野

総合工学・船舶海洋工学

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公開日: 2016-06-03  

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