研究課題
若手研究(B)
核融合発電を達成する上で、プラズマ閉じ込めの改善が課題となっており、そのためのプラズマの電子密度分布の詳細計測が求められている。本研究では漏れ波アンテナの採用による多チャンネルミリ波干渉計計測器を開発し、プラズマを模擬した誘電体を対象に原理実証実験を実験室内で進めた。誘電体形状や位置の測定結果は、位置はあっているものの形状はぼやけていた。そこで測定結果をシャープにするため、ミリ波のビーム強度の分布を測定し、それと遺伝的アルゴリズムを用いることにより、より実際の形状推定に成功した。
プラズマ計測