研究課題
若手研究(B)
有髄神経軸索のランビエ絞輪部両隣には、活動電位発生を担っているチャネル分子の局在化に必須の構造、髄鞘-軸索間結合paranodal axo-glial junction (AGJ)が存在する。このAGJが軸索表面分子の局在だけではなく、ミトコンドリアの分布など軸索内動向に積極的に関与していることが解明されつつある。本研究では、特にカルシウム調節に関与している分子IP3R1やERの軸索内局在に着目し、軸索恒常性維持におけるAGJを中心とした髄鞘の新たな役割を明らかにした。
神経生物学