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2014 年度 研究成果報告書

ブニナ小体を欠く筋萎縮性側索硬化症についての臨床病理学的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 25830038
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 神経解剖学・神経病理学
研究機関新潟大学

研究代表者

清水 宏  新潟大学, 脳研究所, 助教 (40608767)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード筋萎縮性側索硬化症 / ブニナ小体 / TDP-43
研究成果の概要

ブニナ小体は筋萎縮性側索硬化症(ALS)の病理学的特徴の一つである。本研究では、ブニナ小体を欠くALSの臨床病理像を明らかにすることを目的とし、ALS160剖検例を検討した。ブニナ小体を欠くALSは28例(約17%)であり、下位運動神経系の変性が高度でブニナ小体の観察が不可能な7例、ブニナ小体を欠く以外は通常のALSと区別不能な5例の他、SOD1およびFUS陽性構造を伴う各々8例および2例、SQSTM1遺伝子複合ヘテロ変異を持つ1例、さらに、運動系を含め多系統変性を示す1例、若年成人発症の1例などが含まれていた。ブニナ小体を欠くALSには臨床病理学的に特異な例が含まれることが明らかにされた。

自由記述の分野

神経病理学

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公開日: 2016-06-03  

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