研究課題
若手研究(B)
メダカは幼年期(0~7ヶ月)の急激な成長に伴いテロメア長は著しく短縮するが、成長が鈍化する青年期(7ヶ月~1年)にはテロメレース活性度を高めてテロメア長を回復し、老年期(1~4年)にはテロメレース活性が徐々に低下して緩やかにテロメア長が短縮することを確認した。したがって、魚類の生体内ではテロメレース活性を有していることが単純にテロメア長の伸長につながっているのではなく、テロメレース活性および成長の度合いによりテロメア長の制御が行われていることが示唆される。
生物学