2013年4月、科研費取得後より、当院倫理員会に本試験の書類準備ならびに審査を申請した。倫理委員会通過後より、患者さんの同意が得られた者よりサンプルの採取にとりかかった。手術前とホルモン剤投与後のサンプルのペアマッチを集めることが本研究では必要であったが、予想以上に当院初診時には針生検にてサンプル採取が終わっている症例が多く、当初の予定よりもサンプル採取に時間がかかった。最終的には2015年3月に30症例つまり60サンプルの収集が完了した。その後、全サンプルを研究協力施設である東海大学 医学部 外科学系 乳腺・内分泌外科 教授 徳田 裕、伊勢原研究推進部 教育・研究支援センターにてRNAの抽出、質的チェックを行った。現在、遺伝子プロファイリングを遂行中である。今後2015年7月までには全プロファイリングが終了する予定であり、2015年までには全解析の終了、2016年4月までには論文化の予定である。
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