近年、不要な抗がん剤省略のために短期ホルモン剤投与後のIHC Ki67が注目されているが、その生物学的動態は未だ不明な点も多く臨床導入には至っていない。 本研究では術前短期ホルモン剤投与前後の腫瘍の免疫染色Ki67と遺伝子マーカーの検討を行う。現在までに腫瘍の収集、免疫学的検討は終了している。しかし、当初予定していた遺伝子解析・検討に関しては機器のメンテナンス、故障などで手間取っている。新たに徳島大学との研究協力が締結できたので、当院での臨床試験委員会に2015年6月に通過予定なのでその後解析を再開予定である。結果は近日中に学会発表、論文投稿予定である。
|