研究成果の概要 |
大腸洗浄液の中に含まれるDNAメチル化解析が大腸腫瘍診断法として臨床応用しうるか検討を行った。miR-124-3, LOC386758, SFRP1は、高感度に大腸癌を検出可能であった(miR-124-3, 71.8%; LOC386758, 79.5%; SFRP1, 74.4%)。これら3遺伝子のメチル化を点数化した診断パネル(M-score)を用いることで、さらに大腸癌検出能を向上させることが可能であった(感度82%、特異度79%、AUC 0.834)。大腸洗浄液のメチル化解析が大腸癌スクリーニングに臨床応用可能であることが示唆された。
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