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2014 年度 研究成果報告書

糖鎖修飾の差異に基づいた既存の卵巣癌血清診断マーカーの臨床的再評価

研究課題

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研究課題/領域番号 25830106
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 腫瘍診断学
研究機関京都産業大学

研究代表者

秋田 薫  京都産業大学, 総合生命科学部, 助教 (10449506)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード卵巣癌 / 子宮内膜症 / 腫瘍マーカー / 糖鎖
研究成果の概要

上皮性卵巣癌は婦人科癌の中で最も死亡数が多い悪性腫瘍である。卵巣癌の血清診断マーカーの中で、CA125は代表的なマーカーとして利用されているが、子宮内膜症などの良性疾患に対して高い偽陽性率を示す。本研究では、卵巣癌の診断精度の向上を目的として、子宮内膜症と卵巣癌患者におけるCA125の質的差異を検出する新たなアッセイ方法の開発に取り組んだ。この結果、卵巣癌患者由来のCA125は子宮内膜症患者由来の同分子と比較して、メソテリン結合能が有意に高いことを見いだした。つまり、メソテリンへの結合能は両疾患における本腫瘍マーカーの質的差異を評価する上での有用な指標となることが示唆された。

自由記述の分野

腫瘍生物学

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公開日: 2016-06-03  

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