研究課題
若手研究(B)
EGFRキナーゼ阻害剤はEGFR変異肺がん治療のkey drugであるが、獲得耐性の出現は必発である。獲得耐性後の治療戦略を考える上で、①獲得耐性後に殺細胞性抗癌剤の感受性は変化するか、②獲得耐性の分子機序は既知のもの以外にどのような分子異常があるか、③次世代のEGFRキナーゼ阻害剤に対する獲得耐性機序としてはどのような分子異常が生じ得るか、は重要な課題である。本研究ではこれらの課題について、主にin vitro の系を用いて検討をおこなった。
腫瘍学