研究課題
若手研究(B)
アクチン繊維とミオシン分子モーターは、細胞表層でネットワークを形成し、収縮力を発生する。このアクトミオシンネットワークは、線虫C. elegansの一細胞胚の表層において、明滅する斑点構造を形成する。本研究では、この斑点構造を制御するメカニズムを解析した。その結果、RhoGAPタンパク質RGA-3/4が斑点に共局在していることがわかった。RGA-3の細胞内局在を人工改変する実験などを行った結果、RGA-3/4が斑点のサイズと分解を制御していることがわかった。
システム生物学