研究成果の概要 |
本研究の主な成果は以下の通りである。(1)文献レビューによって戦後の農業活動の変化が生物多様性にもたらした影響を整理し、総説として発表した(Agrit. Syst.)、(2)国土スケールの野外調査および統計モデリングによって、有機・特別栽培がもたらす生物多様性保全効果を、複数の分類群に対して検証した。プロセスとしての個々の農法の影響も明らかにした。収量とのトレードオフ関係も検証した(Sci. Rep., Ornithol. Sci., 執筆中)、(3)メタ解析によって水田の休耕・耕作放棄が生物多様性にもたらす影響の複雑な状況依存性を明らかにした(Cons. Biol.)。
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