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2014 年度 研究成果報告書

Hippo経路による一次繊毛形成機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25840065
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 細胞生物学
研究機関大阪大学

研究代表者

千葉 秀平  大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任助教(常勤) (60572493)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード一次繊毛 / 細胞周期 / NDR / Rabin8 / Hippo / 基底小体 / 繊毛症 / Rab8
研究成果の概要

主要な増殖抑制経路Hippo経路の下流因子であるNuclear Dbf2-related kinase2 (NDR2)に着目し、生理基質として低分子量Gタンパク質Rab8の活性化因子Rabin8を同定した。NDR2はRabin8のリン酸化により、その結合特異性を膜小胞を構成する脂質であるホスファチジルセリンからSec15にスイッチすることを見出し、これにより繊毛鞘の形成を担う被覆小胞の中心体への繋留に関わることを明らかにした。さらに、NDR2の下流シグナルの探索にも積極的に着手し、新たなNDR2下流因子の同定により一次繊毛形成に関わる一連のシグナル伝達機構を明らかにしている。

自由記述の分野

細胞生物学

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公開日: 2016-06-03  

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