①Rad-seq解析のよりNo.3341の非辛味性に関わる原因遺伝子が座上する位置を概ね決定できたことから,No.3341とHabaneroのシーケンスによりSNPsの候補として得られた情報に基づいて追加でdCAPsマーカーを複数設計した.現在のところ,Rad108017マーカーが原因遺伝子の最も近傍に位置しているが、F2の辛味性とは完全には連鎖していない。このことから、今後新たなマーカーを設計することで原因遺伝子が位置する候補領域の更なる絞り込みが行えると考えられた.
②遺伝資源のスクリーニングによりNo.3341と同様のメカニズムにより非辛味性を示す可能性がある系統を複数発見した。今後、カプサイシノイド合成関連遺伝子の発現調査や、交雑集団の作成およびマーカー解析を進めていく予定である.
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