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2015 年度 研究成果報告書

担子菌由来の揮発性メタボライトをトレーサーにした新たな腐朽探知法の確立

研究課題

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研究課題/領域番号 25850126
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 木質科学
研究機関地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター

研究代表者

小沼 ルミ  地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター, 開発本部開発第二部環境技術グループ, 副主任研究員 (90463075)

研究協力者 吉田 誠  東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (30447510)
水越 厚史  近畿大学, 医学部, 助教 (50520318)
瓦田 研介  地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター, その他の部局等, 主席研究員 (10463069)
飯田 孝彦  地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター, 開発本部開発第二部, 上席研究員 (00463068)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード木材腐朽 / 微生物由来揮発性有機化合物 / 褐色腐朽菌 / 白色腐朽菌 / 腐朽診断
研究成果の概要

木材腐朽は,木材の強度低下による木造構造物の崩壊リスクの増加及び変色や着色による製品価値の低下につながり,経済的損失の主な原因と考えられる。微生物由来の揮発性代謝産物(MVOC)は隠れた場所の木材腐朽菌の検出に利用できる可能性がある。本研究では,3種類の分析手法によって木材腐朽菌が放散するMVOCを分析し,各々の分析手法の特徴を明らかにした。また,木材の腐朽段階と腐朽菌によって産生されるMVOCとの関係についての知見が得られた。これにより,木材腐朽の早期発見のために木材腐朽菌の存在を標識するトレーサーとしてMVOCを使用できることが示された。

自由記述の分野

木材保存学

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公開日: 2017-05-10  

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