研究課題
若手研究(B)
天然親魚を利用した直接選抜育種の可能性を検討するために、トラフグを用いて、初期の生残率と成長速度、およびヘテロボツリウム症耐性について遺伝の影響を検出した。また、野生集団の連鎖不平衡(LD)ブロックが1kb以内で急速に崩壊することを明らかにした。これらの結果から、本種は選抜育種による養殖集団の飛躍的な遺伝的改善が期待できるが、天然親魚を利用した直接選抜育種を行うには300KSNPが必要であることが分かった。
水産増養殖学