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2015 年度 研究成果報告書

次世代の循環型施設園芸を目指した竹破砕物による養液栽培培地の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 25850168
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 地域環境工学・計画学
研究機関弘前大学

研究代表者

丸居 篤  弘前大学, 農学生命科学部, 准教授 (80412451)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード竹破砕物 / 保水性 / 消費水量 / 環境負荷 / 循環型農業
研究成果の概要

竹破砕物の養液栽培培地利用の実現を目指し,土壌物理試験および作物栽培実験を行った.土壌物理試験の結果,竹破砕物は培地として高い保水性を示し,飽和透水係数はロックウールと同等のオーダーの値を示したことから,竹破砕物は培地として利用できる可能性が十分にあると考えられた.トマト栽培実験の結果,竹培地においてもRW培地と同様の水分消費を示し,さらに茎・葉・果実においても生育への影響は見られなかった.また,カリウムの肥料効果により竹培地において果実の品質が向上したと推測された.この結果は竹破砕物の養液栽培培地利用の実現に貢献し,放置竹林の解消,さらには循環型社会へ寄与できると考えられる.

自由記述の分野

灌漑利水

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公開日: 2017-05-10  

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