研究課題
若手研究(B)
土構造物に発生した亀裂等の被災範囲を非破壊で把握する手法の提案を目的とし、亀裂に石灰水を注入し、電気探査により地盤の被災範囲を工事着工前に把握する手法の基礎的検討を行った。インテークレート試験の高速電気探査による比抵抗モニタリングでは,埋設した水分計と比抵抗変化が一致し,浸透状況を30秒間隔で3次元的に可視化することができた.また,亀裂を有する実規模のため池において,亀裂に石灰水を注入し,高速電気探査で比抵抗モニタリングを行い,経時変化をモニタリングすることができた.
農業工学