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2014 年度 研究成果報告書

マレック病ウイルス新規ワクチンの開発:宿主免疫抑制機構の緩和による効果増強

研究課題

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研究課題/領域番号 25850194
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 獣医学
研究機関北海道大学

研究代表者

村田 史郎  北海道大学, (連合)獣医学研究科, 助教 (10579163)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワードマレック病 / マレック病ウイルス / 組換えワクチン / PD1 / PD-L1 / 免疫抑制因子
研究成果の概要

近年マレック病ウイルスは、野外において病原性の増強が報告されている。そこで、より防御効果の高い新たなワクチン開発を行うために、免疫抑制因子であるPD1とPD-L1の機構に着目した。分泌型PD-1遺伝子を挿入した組換え生ワクチンを作製し、宿主が持つPD1/PD-L1による免疫抑制能を競合的に緩和させ、より強い細胞性免疫が誘導できるワクチン開発を行った。その結果、既存のワクチンと比較して、新規組換えワクチンを接種した鶏由来の末梢血単核球は、MDV抗原に対する高いインターフェロンγ産生能を示し、本組換えワクチンがより効果的な細胞性免疫応答を誘導する能力を持つことが示唆された。

自由記述の分野

獣医伝染病学

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公開日: 2016-06-03  

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