研究課題
若手研究(B)
メタンは二酸化炭素に次ぐ強力な温室効果ガスです。水田では湛水によって土壌が嫌気的になるため、微生物によってメタンが作られます。ナノバブルとは直径1 μm以下の極微小気泡であり、長期間水中に存在できる特性を持ちます。報告者は、純酸素を材料ガスとしたナノバブル水を水田に潅漑することで、湛水土壌からのメタン排出量を統計学的に有意に削減できること(対照水比21%減)をポットスケールで実証しました。
環境農学