研究概要 |
平成25年度において得られた成果は次の通りである。 研究計画に記載の手法により、出芽酵母の糖質分解に関わる新規の遺伝子を探索した結果、機能未知の12遺伝子が得られた。 また、出芽酵母の無細胞抽出画分の糖質分解活性について、alpha-glucopiranoside, beta-glucopiranoside, alpha-mannopiranoside, beta-mannopiranoside, beta-N-acetylglucopiranosideをそれぞれ含む5種類のpNP糖を基質として解析した結果から、出芽酵母はalpha-glucopiranoside、beta-glucopiranoside及びalpha-mannopiranosideに対する強い分解活性を有するが、それ以外の2種の基質については分解活性を有さないことが明らかとなった。
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