キョウチクトウ科Voacanga grandifoliaおよびTabernaemontana corymbosaを素材として新規医薬リードの探索研究を行った結果、3種の新規骨格アルカロイドを含む12種の新規モノテルペンインドールアルカロイドを単離した。得られた新規化合物について各種活性評価を行ったところ、新規骨格アルカロイドvoacalgine Aにヒト白血病細胞(HL-60)に対する成長阻害活性を見出した。また、Tabernaemontana phymataより分離したアルカロイド9-methyoxyellipticineに脂肪滴産生抑制作用を見出し、その作用機序を明らかにした。
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