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2015 年度 研究成果報告書

低酸素による右心室肥大の意義と心不全への変遷機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25860184
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
研究機関国立研究開発法人国立循環器病研究センター

研究代表者

稲垣 薫克  国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 上級研究員 (20638366)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワード右心肥大 / 右心不全 / 肺高血圧症 / 冠動脈 / 低酸素
研究成果の概要

本研究では,肺高血圧による右心室後負荷の増大が右冠動脈の血管拡張機能低下を引き起こすという仮説を検証した.実験には肺高血圧モデルであるSuHxラット,および正常ラットを用い,カテーテル法による右心機能評価および放射光微小血管造影法による右冠動脈血管機能評価をおこなった.その結果,SuHxラットでは右心機能の有意な低下が観察された.右冠動脈造影実験の結果から,SuHxラットでは内皮依存性および非依存性血管拡張機能が中・小動脈で低下していることが明らかとなった.本研究により重度肺高血圧患者の右心不全発症には右冠動脈血管拡張機能の低下が関与する事が示唆された.

自由記述の分野

循環生理学、運動生理学

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公開日: 2017-05-10  

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