研究課題
若手研究(B)
ヒトでは毎秒100万個の細胞がアポトーシス(細胞死)を起こす。白血球の一つであるマクロファージはアポトーシス細胞をすみやかに認識し、アポトーシス細胞を除去する。本研究では転写因子MafBを欠損させるとマクロファージがアポトーシス細胞を認識できなくなることがわかった。その原因として、アポトーシス細胞認識に働く補体C1q遺伝子の減少が考えられた。遺伝子プロモーター解析からMafBはC1qを直接制御することでマクロファージが死細胞を貪食がすることが明らかとなった。
分子生物学