• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

マウスES細胞の分化誘導および体細胞からの直接誘導によるin vitro卵胞形成

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 25860222
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 医化学一般
研究機関京都大学

研究代表者

今村 公紀  京都大学, 霊長類研究所, 助教 (80567743)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワードES細胞 / iPS細胞 / 生殖細胞 / 卵胞形成 / 分化誘導
研究成果の概要

卵胞高誘導ES細胞では低誘導ES細胞に比べ、卵胞形成に重要な転写因子が高発現していることが判明した。そこで、iPS細胞にこれら転写因子の強制発現を行ったところ、NoboxとFiglaを導入した場合に生殖細胞マーカー陽性の細胞が観察された。この誘導効果はNobox単独でも認められるものの、Figlaとの共発現によって効果が増強された。ところが、分化条件では生殖細胞マーカー陽性細胞は認められず、体細胞分化が観察された。従って、これら因子の強制発現では生殖細胞マーカー陽性細胞の出現頻度が上がるものの、生殖細胞へと運命決定されていない準安定状態にあり、分化条件下では体細胞に分化すると考えられた。

自由記述の分野

幹細胞生物学

URL: 

公開日: 2016-06-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi