現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
セルブロックおよびホルマリン固定パラフィン包埋材料(FFPE)を用いて、形態の保持と良好なシグナル検出を両立したmicroRNAのISH法を確立した。 現在までに7種類のプローブ(miR-21,miR-200b,miR-141,miR-143,miR-145,miR-132,miR-224)の条件検討を終え、正常肝組織、肝細胞癌、胆管細胞癌を始め、胃・肺などの他臓器腫瘍に応用し、これらのmicroRNA発現局在とその意義ついて検討を進めている。 また、定量RT-PCR法の検出感度・特異度との比較を行うため、レーザーマイクロダイゼクション法を用いて採取した腫瘍成分よりmicroRNAを抽出し、定量RT-PCR法による発現解析を行い、本法の有効性、問題点について検討を進めている。
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