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2014 年度 研究成果報告書

肺気腫の新規発症機序:接着分子CADM1の細胞内断片による肺胞上皮アポトーシス

研究課題

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研究課題/領域番号 25860302
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 実験病理学
研究機関近畿大学

研究代表者

萩山 満  近畿大学, 医学部, 助教 (60632718)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード細胞障害 / 接着分子 / プロテアーゼ / アポトーシス / 肺気腫
研究成果の概要

肺気腫の原因である蛋白分解酵素活性上昇と肺胞上皮アポトーシスを結び付ける分子機序は不明であった。肺胞上皮の接着分子CADM1の機能的制御に細胞外切断(shedding)がある。ウエスタン法にて肺気腫ではsheddinが亢進し、TUNEL法にて肺胞上皮アポトーシスの上昇が判明した。ヒト肺上皮細胞株NCI-H441細胞においてCADM1のsheddingを惹起させた所、shedding産物であるαCTFがミトコンドリアに局在し、アポトーシスが上昇することを見出した。肺気腫ではCADM1のsheddingが亢進し、αCTFがミトコンドリアに集積して肺胞上皮アポトーシスを促進していると考えられた。

自由記述の分野

実験病理

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公開日: 2016-06-03  

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