研究課題
若手研究(B)
マラリア原虫のヘモグロビン輸送機構を理解することを目的とし、ヘモグロビン代謝が活発なトロホゾイト期に発現する膜タンパク質ETRAMP4に着目し、免疫電顕法を用いた分子局在を解析した。ETRAMP4は、初期トロホゾイト期の寄生胞膜に局在し、ヘモグロビン輸送に関わる膜構造(サイトストーム、輸送小胞)に移行することから、マラリア原虫のヘモグロビン輸送の指標となることが明らかになった。
寄生虫学