研究課題
若手研究(B)
マウスに対するA. fumigatusの病原性を抑制する4本鎖、5本鎖dsRNAをもつマイコウイルス2種を見出し、新規抗真菌薬としての応用を目指して研究を行った。本研究では、マイコウイルスのゲノム上に存在する、宿主の病原性抑制を担う遺伝子を特定するため、ウイルス遺伝子の発現量の比較およびウイルス遺伝子の強制発現による宿主への影響を解析した。特定のORF強制発現株で生育抑制が観察された。さらに、これらのORFによる形質転換株を用いてマウス感染実験を行い、マウスにおける病原性を比較した。
医真菌学