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2014 年度 研究成果報告書

ボツリヌス神経毒素結合タンパク質NTNHAの細胞層透過メカニズム

研究課題

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研究課題/領域番号 25860325
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 細菌学(含真菌学)
研究機関東京農業大学

研究代表者

相根 義昌  東京農業大学, 生物産業学部, 教授 (00624660)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワードボツリヌス食中毒 / 体内輸送 / 経口毒素
研究成果の概要

経口的に摂取されたボツリヌス神経毒素は、消化管および血管を経て、最終的に神経細胞へと輸送される。この際、毒素は、腸管細胞や血管細胞を透過することになる。一方、ボツリヌス神経毒素は単独では存在せず、少なくとも1種類の無毒タンパク質”非毒非血球凝集素(NTNHA)”と複合体を形成する。本研究では、D型NTNHAが、ラット腸管細胞およびウシ血管細胞の層を透過するが、イヌの腎臓やヒトの腸管細胞は透過しないことを明らかにした。すなわち、NTNHAタンパク質が特定の細胞を透過することが明らかとなった。すなわち、ボツリヌス神経毒素はNTNHAによって体内を運搬されている可能性が示された。

自由記述の分野

分子生物学

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公開日: 2016-06-03  

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