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2015 年度 研究成果報告書

アジア発の抗HIV免疫情報は既存のアフリカ・欧米情報と相同するか?

研究課題

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研究課題/領域番号 25860367
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 免疫学
研究機関長崎大学

研究代表者

森 正彦  長崎大学, 熱帯医学研究所, 客員研究員 (50643988)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
キーワードHIV / HLA / KIR / タイ / 南アフリカ
研究成果の概要

白血球の血液型(HLA)がHIV感染症の臨床経過に影響を及ぼす事が知られており今回、タイ人HIV感染者を対象にした研究より①HLA-B*57を介した免疫は人種・ウィルス株を越えウィルス抑制に有効 ②HLA-B*35:05陽性者も感染後のウィルス量が低かったが、これは特に東南アジア人に多いHLA型であった ③アフリカ・欧米から報告されたHLA-B*58:01の有効性は認められなかった ④免疫担当細胞の一つであるNK細胞の持つ受容体のうち、HLAとウィルス抗原を認識する受容体KIRのうちKIR2DL3陽性者は臨床経過が悪く、この受容体を介した免疫はHIV抑制に貢献しない これらを明らかにした。

自由記述の分野

感染症

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公開日: 2017-05-10  

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