研究成果の概要 |
移植片拒絶の強さ(rejection rate)が、主要組織適合性抗原(MHC)クラスI分子の発現量(gene expression rate)には相関せず、異なるMHCクラスI抗原の数(transgene number)に依存することを明らかにされた。しかし、トランスジェニックマウスの皮膚をC57BL/6マウスに移植し、移植片上のH-2Dd, H-2Kd分子を非自己と認識する受容体(MMR-1, MMR-2)に対するモノクローナル抗体(R15, R12)を用いて移植拒絶反応を抗原特異的に制御することを試みたが効果はやや不良であった。
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