C型慢性肝炎患者に対するペグインターフェロン+リバビリン治療の効果を予測する因子として、MICB(MHC class I-related chain B )の遺伝子多型が有用かどうかを患者107例(セロタイプ1が74名、セロタイプ2が33名)において、検討した。結果、C型肝炎患者において、MICBがメジャーアリルであれば、有意に良好な治療成績が得られることが分かった。また、セロタイプ別に検討したところ、特にセロタイプ2型において、MICBはペグインターフェロン+リバビリン治療の効果を予測する因子として優れていることが分かった。
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