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2014 年度 研究成果報告書

2型糖尿病におけるアポリポ蛋白A‐Iの近位尿細管再吸収障害進展機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25860414
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 病態検査学
研究機関北里大学

研究代表者

黒崎 祥史  北里大学, 医療衛生学部, 助教 (20602030)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード糖尿病性腎症 / キュビリン / Apo A-I
研究成果の概要

糖尿病が腎尿細管キュビリンを介したアポリポ蛋白(Apo) A-I再吸収機構に及ぼす影響について検討した。キュビリンペプチドを固相化したELISA法にてApo A-Iは糖化修飾によりキュビリンとの結合能が低下することを明らかにした。ヒト近位尿細管上皮細胞HK-2を用いた検討においても糖化Apo A-Iは細胞への結合および細胞内取り込みが減少した。以上より、Apo A-Iは糖化によってキュビリンとの結合能が低下し腎における再吸収量が低下することが示唆された。高脂肪食負荷ラットを用いた検討においては、尿アルブミンの検出されないステージで実験したが、尿中にApo A-Iが検出されなかった。

自由記述の分野

糖尿病性腎症

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公開日: 2016-06-03  

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