研究課題
若手研究(B)
中枢における痒みの情報伝達機構の詳細は未だ不明である。そのため、in vivo記録法を用いて皮膚への痒み刺激により誘起される興奮性応答を詳細に解析した。その結果、皮膚へのセロトニン(5-HT)投与によって、末梢で発生した活動電位が脊髄の表層及び大脳皮質の細胞にシナプス入力し興奮性応答を著明に増加させることが明らかとなった。
神経生理学