男子大学生において、血清高感度CRP濃度 に対する、質問票でスコア化した不安と不眠スコアとn-3系多価不飽和脂肪酸(n-3 PUFA)摂取量、また社会的活動障害スコアとビタミンC摂取量との交互作用が有意であり、ストレスが高い状態でもn-3 PUFAやビタミンCが高摂取であると炎症が抑制されていた。また、徳島県の中高年集団について高感度CRP濃度を測定し、食事との関連を検討した結果、高感度CRP濃度と食事からのカルシウム摂取量に負の関連が認められ、BMIを調整しても関連は有意であった。この関連には性別やBMI、ビタミンD摂取の交互作用は認められなかった。
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