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2013 年度 実施状況報告書

地域高齢者の悉皆調査による認知症とリスク要因としての抑うつとの関連の実態調査

研究課題

研究課題/領域番号 25860442
研究種目

若手研究(B)

研究機関愛媛大学

研究代表者

松本 光央  愛媛大学, 医学部附属病院, 助教 (20581094)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード疫学調査 / 認知症
研究概要

中山町在住の65歳以上の1496名のうち、同意の得られた1210名の当事者、および、もしくは家族に対し、GDS, MMSE, SMQ, PSMS, IADL, 柄澤式を用いて認知機能、抑うつ気分、ADLに関するスクリーニングを行った。その結果、MMSE23点以下もしくは下位項目のうち「想起」0点もしくはSMQ 40点未満もしくは柄澤+1以上で認知機能低下の疑われた477名に2次調査として、さらに詳細な問診と神経診察、その家族に対してNPI, ZBI, CDRを行い、何らかの認知症性疾患、神経疾患、精神疾患などが疑われ、画像検査による診断確定が必要と判断された者に対し、画像検査のための紹介を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

市町村行政との連携の都合上、日程に多少の遅延が生じているが、参加協力者などとの間にも大きなトラブルもなく進めることができている。

今後の研究の推進方策

平成26年夏までに画像の回収を終了し、それまでの調査結果と併せ診断を確定する。
その診断の内訳を過去調査と比較し、現在の認知症の罹患率、生活実態の評価、今回認知症と診断されたものの過去調査結果を後方視的に検索し、特にうつ病に注目して認知症性疾患のリスクについて考察する。

次年度の研究費の使用計画

結果の集計を行うに至るまでに、予定の遅延が生じ、必要なコンピューター、統計ソフトの購入時期、発表のための学会出張などを行えなかった。
データ集計、統計のためのコンピューター、ソフトの購入、集計結果の発表のための学会出張費、住民、地域のかかりつけ医および、自治体に向けての報告書、マニュアルの作成のための費用として使用する。

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公開日: 2015-05-28  

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