研究課題
若手研究(B)
①認知症の有病率について:伊予市中山地区在住の65歳以上の高齢者1386名のうち、なんらかの認知症と診断される者は106名であった。各認知症の割合は、アルツハイマー病が39%、血管性認知症が38%、アルツハイマー病+脳血管障害が14%、その他が10%であった。②過去の抑うつと認知症発生の関連について:GDSで評価される高齢者の抑うつは認知症の発生リスクとならない可能性が示唆された。③抑うつ、認知症と自殺の関連について:調査期間中自殺者は発生しなかった。
老年精神医学