研究課題/領域番号 |
25860446
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研究種目 |
若手研究(B)
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
安藤 亮介 名古屋市立大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (30381867)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 尿路結石 / インスリン抵抗性 / 疫学 |
研究概要 |
研究課題「インスリン抵抗性に着目した尿路結石予防法の開発」については、平成25年4月1日から平成26年2月4日まで1,653名の追跡調査対象者からアンケートの解答を得た。アンケートの入力が終了し、データクリーニングを終了した1,411名(男性800名、女性611名)に対して解析を終了した。その結果、対象者の年齢(mean±SD)は男性65.9±9.5歳、女性61.6±9.8歳であった。一方、対象者のBMI(mean±SD)は男性23.3±2.6、女性22.4±2.9歳であった。自記式のアンケートから尿路結石に対する既往を調査した。尿路結石の既往は、なし・かかっている・かかったことあり・不明の4群に分けて集計した。その結果、なし(1,200名、85.4%)、かかっている(28名、2.0%)、かかったことあり(168名、12.0%)、不明(9名、0.64%)欠損値(6名)であった。かかっている、かかったことありの2群を合わせた尿路結石患者の総数は196名(14.0%)であり、ベースライン時の解析結果(11.4%)よりも高くなっていた。これは、追跡調査中に尿路結石罹患者が新規に発生した結果と考えた。来年度も引き続き、追跡調査を実施予定である。最終的に、対象者のベースライン時データと追跡調査時データをマージしてインスリン抵抗性が尿路結石発症におよぼす影響をプロスペクティブに解析する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究課題「インスリン抵抗性に着目した尿路結石予防法の開発」については、平成25年4月1日から平成26年2月4日まで1,653名の追跡調査対象者からアンケートの解答を得た。 平成25年度の予定研究対象者は2,462名であったため、67.1%の参加同意割合を得た。研究立案時には、約50%の参加同意割合を想定していたため、当初の計画を上回る研究参加者が得られている。しかしながら、大規模な研究参加者のデータ入力および、データクリーニングに時間を要していており、今後の解析を順調に進める上で改善する余地があると思われる。
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今後の研究の推進方策 |
本研究を推進していくためには、「岡崎研究」の研究参加者のデータ入力および、データクリーニングの効率化が必要である。そこで、研究参加者のデータ入力および、データクリーニングに携わる研究員の増員を予定している。
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次年度の研究費の使用計画 |
本年度800名分のインスリン測定費用を計上していたが、アンケート調査の集計とデータクリーニングに時間を要したため。 次年度以降、速やかに対象者の登録を終了し、血液データの解析を開始する。
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