研究課題
若手研究(B)
近年、人々の生活全般に座位行動が蔓延し、その健康影響が注目されている。しかし、客観的指標を用いて座位行動を評価した調査報告は極めて少なく、肥満との関連性は十分検討されていない。本研究は、勤労者を対象に3軸加速度計を用いて評価した座位行動の現状及び肥満との関連について検討した。座位行動時間は職種により異なり、特に就業時間帯に最も大きな差異を認めることが明らかとなった。一方でベースライン調査における座位行動時間の多寡と肥満との有意な関連性は認めなかった。今後、さらに縦断的検討を行う必要がある。
公衆衛生