研究課題
若手研究(B)
ベースライン調査時に骨密度が低い者(Tスコアが-2.5未満)において、新規の骨粗鬆症性骨折を起こした群では起こさなかった群に比べ、終末糖化物質(ペントシジン)は有意に高い値を示し、終末糖化物質の特異的受容体は有意に低い値を示した。また、ペントシジンの上昇は、糖尿病や腎機能の低下と関係していることが示された。このように、終末糖化物質濃度の上昇あるいはその受容体濃度の低下は骨折を予測する因子である可能性が示唆された。
疫学・予防医学