山梨県甲州市において、平成19年4月から平成25年3月までに5 歳児健診を受診した児を研究対象とし、2115名のデータを取得した。さらに、これまでの出生コホートデータとの連結を行い、リンケージ可能であった児を解析対象として分析した。 5歳児健診で発達障害の疑いと評価されていた児は約16%であった。3歳時の生活習慣と5歳児健診の評価との関連を検討したところ、TV/DVDの長時間視聴や食事の悩みがあることとの関連が示された。しかし、これまでに指摘されていた睡眠の問題(短時間睡眠や遅い就寝時刻など)との関連は示されなかった。
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