ヒト大腸癌細胞株HCT116、HT-29に末梢血単核細胞(PBMC)共培養下で乳酸菌とSFNを併用することでアポトーシスの誘導効果が著明に増強された。 PBMC共培養下でSFNと乳酸菌を併用した際にどのようなサイトカインが誘導されてくるのかELISAを用いて確認し、誘導されてくるサイトカインの受容体のFcキメラを用いることで、TNFαがこのアポトーシスに関与していることが明らかになった。また、PBMC共培養下でSFNと乳酸菌を併用した際にcIAP-2などのアポトーシスを阻害するタンパク質の発現減少が確認されている。
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