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2014 年度 研究成果報告書

疫学調査に基づく前頭側頭葉変性症の病態解明

研究課題

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研究課題/領域番号 25860500
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 内科学一般(含心身医学)
研究機関鳥取大学

研究代表者

足立 正  鳥取大学, 医学部, 助教 (50555711)

研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2015-03-31
キーワード前頭側頭葉変性症 / 認知症 / 前頭側頭型認知症 / 疫学 / 病理
研究成果の概要

前頭側頭葉変性症(FTLD)は,若年性認知症の重要な原因の一つである.FTLDの臨床症状,画像,治療についての地域疫学調査を行った.FTLD66例が抽出され,10万人あたり9.5人の頻度であることが明らかとなった.4年間の追跡調査では,31例が追跡不能,18例が追跡可能であり,17例が死亡していた(追跡率54.7%).死亡例17例の発症から死亡までの平均は7.3年であった.行動障害型前頭側頭型認知症発症から死亡までの平均は5.6年であり既報告と比べて短い傾向にあった.本研究はFTLD治療やケアの現状を捕らえることに役立つことができた.

自由記述の分野

神経内科学

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公開日: 2016-06-03  

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